こんにちは!白金歯科医院です😊

先日、舌苔と口臭についてお話ししましたが、

舌苔には付着しやすい原因がいくつかあります。

今日は舌苔の付着原因についてお話しします。

まず1つ目が舌の形態です。

舌の奥の方はへこんだ形をしているため、

舌苔がたまりやすい構造となっています。

それに加えて、舌の奥の方は触れると嘔吐反射の起きやすい部分でもあり、

磨きにくい場所なので、舌苔がつきやすくなります。

そして2つ目に口の中の粘膜上皮の代謝や歯周病の有無なども関わってきます。

口の中いる細菌の量と種類は人によって異なり、これも舌苔に影響します。

その他にも口の中の温度上昇・脱水・乾燥なども舌苔に変化を与えるといわれています。

3つ目として食事の形態によっても、舌苔の付着のしかたが異なってきます。

特にやわらかい流動食を継続して摂取している高齢者や手術後の患者さんの口の中には、

舌全体に舌苔が厚く付着することがあります。

そのような場合でも通常の食事、つまり固形物を食べ始めると、

舌苔の量は減少していきます。食事の際に食べ物が舌表面と触れることで、

過剰な舌苔の付着を予防していると考えられます。

良かったら参考にしてみて下さい。

白金歯科