こんにちは!白金歯科医院です😊

以前、シーラントが外れたらむし歯予防にならない?でもお話ししましたが、

シーラント治療は歯の溝を埋めることでむし歯を予防する治療です。

しかし歯面清掃をきちんと行っても、歯の深い溝の底には口腔細菌が残っています。

ではこれらの上にシーラントで蓋をすると、そこでは何が起きるのでしょうか。

今日はシーラントで塞いでも虫歯になる?についてお話しします。

普段、口の中では口腔細菌と歯との力のバランスが保たれていますが、

口腔清掃不足や甘味食品の不適切な摂取によって細菌の活性が勝って、

そのバランスが崩れると細菌が産生した酸によってむし歯が進行していきます。

逆に言えば、細菌の活性を抑えることができたら、むし歯の進行は抑制できるということです

シーラントをするとシーラントに覆われた細菌は栄養供給を断たれたことで、

細菌の数を減らすことになります。

その結果、シーラントで塞がれた溝の中ではむし歯の進行が止まります。

シーラントにはむし歯の予防と進行抑制に効果的だと考えられます。

良かったら参考にしてみて下さい。

 

 

 

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