こんにちは!白金歯科医院です😊

子供の歯の健康を守るために、親として酸蝕症(さんしょくしょう)について知っておくことは非常に重要です。

酸蝕症とは、酸性の飲食物や胃酸が原因で歯のエナメル質が溶けてしまう状態のことを指します。

今日は、酸蝕症の予防について、親が知っておくべきポイントをお話しします。

1. 酸蝕症の原因

酸性の食品や飲み物、特に柑橘類、ジュース、炭酸飲料などが歯に長時間触れると、エナメル質が溶けやすくなります。

また、逆流性胃腸炎などで胃酸が口内に上がることも原因の一つです。

これが繰り返されると、歯が弱くなり、虫歯や感度の高い歯を招きます。

2. 予防のポイント

まず、酸性の飲食物を摂取した後、すぐに歯を磨くのではなく、しばらく待ってから歯を磨くようにしましょう。

酸が歯に触れた直後は、エナメル質が一時的に柔らかくなっているため、すぐに歯ブラシを使うと逆効果になることがあります。

酸性の食品を食べた後は、水や牛乳で口をすすぐと、酸を中和する効果があります。

3. 健康的な飲食習慣を身につける

酸性飲料の代わりに、水や無糖のお茶を選ぶ習慣をつけることが大切です。

また、食事の際には酸性の食品ばかりを避け、バランスの取れた食事を心がけましょう。

カルシウムやフッ素が含まれた食品を取り入れることで、歯の強化に役立ちます。

4. 定期的な歯科検診

子供の歯を健康に保つためには、定期的に歯科検診を受けることが重要です。

早期に酸蝕症の兆候を見つけて適切な処置を行うことで、深刻な問題を防ぐことができます。

 

酸蝕症は、適切な予防策を講じることで十分に防げるものです。

お子さんの歯を守るために、ぜひ参考にしてみてください。

 

白金歯科