こんにちは!白金歯科医院です😊

1~2歳のお子さんは動きが活発になりますが、

歩き方がまだ不安定で転びやすいです。

もし転んで歯をぶつけて歯が欠けてしまったらどうしよう?🦷

そんな声にお応えするため、今日は歯が欠けたときの対応についてお話します。

歯が欠けた(破折)場合、どこまで欠けているかで対応が変わります。

亀裂やエナメル質のみ割れている場合、

そのまま経過観察するか、

表層を接着性材料でカバーする、

尖った部分を形態修正するなどして様子をみます。

欠けている部分が多い場合、

歯髄(歯の内部や血管の入った部分)にまで達していなければ、

歯髄を保護する薬剤をおいて歯を元の形に修復します。

歯髄に達する場合、神経の処置が必要になります。

露出した歯髄から感染が起こらないうちのほうが処置が良好になるため、

早めに歯科医院に受診してください。

乳歯の場合、乳歯を支える骨が弾力があってやわらかいため歯が動揺したり、

陥入したりする脱臼が起こることもあります。

先の骨の中では永久歯が育っているため、

永久歯への影響や発育状態の確認のためレントゲン写真を撮るとよいと思います。

最後に歯の外傷がどの程度か分類し、対応をまとめましたので参考にしてみてください。

 

 

 

 

白金歯科