こんにちは！白金歯科医院です😊

先日、歯肉退縮のお話をさせていただきましたが、

年を取って歯肉が下がってくると多いのが歯根部にできる虫歯である根面う蝕です。

今日はこのことについてお話します。

歯の根の部分はセメント質と呼ばれ、細菌の酸に弱く、削られやすいです。

本来、根部分は歯肉に守られているので歯根がダメージを受けることはないのですが、

歯周病や強い歯磨きで歯肉が下がってきてしまい、歯根が酸に溶かされやすい状態になってしまいます。

歯根う蝕の治療はまず歯根部のバイオフィルムの除去と抑制を行っていきます。

そしてフッ化物を使って再石灰化（酸によって溶かされた歯の表面をミネラル分を吸着させて

再び硬くすること）を促し、う蝕の進行を止めるようにします。

また、う蝕が進んでいて再石灰化ができない場合は

レジンを使って修復する治療を行う場合もあります。

白金歯科