歯並びと口腔がんの関係
こんにちは!白金歯科医院です😊
数年前にテレビで歯並びと口腔がんの関係が取り上げられました。
歯並びが悪いと本当に口腔がんになるのでしょうか。
今日は歯並びと口腔がんの関係についてお話しします。
日本の食文化は何度も噛むことを必要とした草食中心の食事から、
柔らかく調理した肉をたくさん使った食事に変化しました。
たくさん噛まなくてもよくなった人の顎は昔と比べて小さくなっています。
特に昭和30年の生まれ以降の人は食生活が大きく変化したことが、
顎の骨の大きさや不正咬合に影響を及ぼしているといわれています。
理想的な歯列はU字型のなだらかなカーブを描いています。
舌は歯列の中に収まり、唇や頬は歯と一定の距離を保っています。
ところが歯並びが悪いと慢性的に舌を圧迫したり、
頬粘膜傷つけたりするようになります。
口腔がんの原因の一つに慢性的な機械的刺激というものがあります。
歯並びが悪いと必ず、あるいはすぐに口腔がんになるわけではありませんが、
危険性は多少高くなるでしょう。
歯列からはみ出た歯により口内炎が繰り返されるかどうか、
口腔内を診査する必要があります。
良かったら参考にしてみて下さい。
白金歯科