こんにちは!白金歯科医院です😊

今日は口腔がんの治る割合をお話しします。

口腔がんの5年生存率(最終的な診断的あるいは手術後、

5年経過した時点で生存している割合)は男性が52.0%、

女性が60.6%となっています。

がんが口腔に限局(最初に発生した臓器以外には全く拡がってない)

していた患者さんだけの5年生存率は、76.2%と高くなります。

ところが口腔がんの患者さん全体のうち、がんが口腔に限局していた

患者さんの割合は37.5%ととても少ないです。

半分以上の患者さんが口腔がんと診断されたときには、

すでに進行しています。

しかし初期のがんで発見され治療した例では90%以上の5年生存率のデータがありますので、

やはり早期発見が一番大切になります。

口腔は大きな口を開けた時にみえる3次元的空間です。

自分の見えるところにできるのに、目で見えない胃がんや大腸がんよりも早期に発見されていません。

これが治る率の高くない理由だと考えられます。

良かったら参考にしてみて下さい。

白金歯科