こんにちは!白金歯科医院です😊

以前、胃と口臭についてお話ししましたが、

体の病気が原因となって、口臭が強くなる場合があります。

今日は体の病気による臭いについてお話しします。

口臭が強くなる病気として副鼻腔炎、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、咽喉頭がんなどの、

鼻やのどの病気が多いとわかっています。

 

気管支や肺の病気が原因の口臭もあります。

化膿性の気管支炎、肺がん、肺膿瘍、肺のカンジダ症などが考えられます。

 

消化器系の疾患では食道がん、胃がん、食道狭窄、食道憩室など口臭が発生します。

また、糖尿病、尿毒症、腎不全、慢性不全などが原因で口臭が発生することがあります。

糖尿病があると歯周病を併発していることも多く、

最初は歯周病からの臭いが強く、歯周病を治療した後で、

糖尿病特有の臭い(アセトン臭)が明らかになっていきます。

 

肝硬変や慢性肝炎などの肝臓の病気、腎不全や尿毒症などの腎臓の病気、

特に腎透析を行っている場合やトリメチルアミン尿症などでは、

魚の腐ったような臭いが呼気から出てきます。

体の病気が原因で口臭が認められる場合はその治療を最優先に行うことが必要です。

 

 

 

白金歯科