口腔がんの検診の進め方
こんにちは!白金歯科医院です😊
以前、口腔がんの発見にて歯科医院では
「口腔がんの可能性がある」ことまでわかるとお話ししましたが、
今日は口腔がんの診断までの流れについてお話しします。
最初にかかりつけの歯科医院で歯科医師が問診、視診、触診を行います。
この段階で心配な箇所がない場合は2通りの進め方があります。
1つ目はかかりつけの歯科医師が細胞診を行います。
細胞診は推定診断(陰性、擬陽性、陽性)を行うスクリーニング方法です。
ここで陰性の場合は経過観察になります。
擬陽性や陽性の場合は生検を行います。
2つ目は疑わしい箇所に対してすぐに生検を行う方法です。
生検は局所麻酔を施し、メスで病変の一部を切り取り、
顕微鏡で検査をする方法です。
重層扁平上皮からその下の結合織の一部まで採取するため、
外科的な技術を必要とし、また患者さんの体に若干の侵襲性がありますが、
確定診断をすることができます。
確定診断の結果「口腔がんである」と診断された場合、
専門の医療機関を紹介してもらってください。
白金歯科