こんにちは!白金歯科医院です😊

先日、ストレスと口臭にて唾液の分泌量が関係しているとお話ししましたが、

今日はそんな唾液の役割についてお話しします。

1日の唾液の分泌量は成人では約1.5リットルあります。

唾液は常時口の中で分泌されていますが、

就寝中は起きているときと比較して分泌量が少なくなります。

唾液量は自律神経によって唾液の分泌がコントロールされています。

自律神経には活動する神経とされる交感神経、休む神経といわれる副交感神経の2つがあり、

交感神経が刺激されると、ねばねばした唾液が少量分泌され、

副交感神経が刺激されるとさらさらした唾液が大量に分泌されます。

唾液には消化作用、食物を湿らせて飲みこみやすくなる作用、

食物を水分に溶かして味を感じさせる作用があります。

また、口の中を滑らかに潤すという点では、発音・発声にも関係しています。

さらに虫歯予防の作用として抗菌作用、再石灰化作用、緩衝作用などがあります。

口臭予防に関連した唾液の重要な役割は口の中をきれいに洗浄する自浄作用、

抗菌作用、粘膜の保護作用などです。

したがって唾液の分泌が悪くなると、これらの作用が弱くなり口の中が不潔になって、

口臭が発生しやすくなります。

良かったら参考にしてみて下さい。

白金歯科