こんにちは!白金歯科医院です😊

先日、口臭の治療についてお話ししましたが、

今日は口臭の診断についてお話しします。

口臭の診断はそれぞれのクリニックによって違いますが、

例えば質問表調査、医療面接、口臭検査、口腔内検査などがあります。

口臭検査には官能検査と口臭測定器を利用した検査があります。

機器を使用して測定すると、口臭レベルが数値として示されるので、

客観的に正しく口臭を測定していると思うかもしれません。

しかし、現在ある口臭測定機器はVSC(硫黄ガスのことで口臭の主な原因物質)は検出できますが、

他の臭い物質は検出できません。

特に身体の病気が原因となって発生する特殊な臭いは官能検査でなくては診断できません。

官能検査は最も信頼のおける口臭の検査法です。

 

口臭の原因を調べるためには口の中の検査も行います。

検査項目は歯周病や虫歯の状態、歯、舌、入れ歯の清掃状態、唾液の状態などです。

また口の粘膜、舌、唾液腺に異常がないかなども検査します。

実際に口臭があることが判明した場合、その原因によって治療法が変わっていきます。

 

口臭の90%以上は歯や口の中に原因があります。

ですから口臭が気になったら最初に歯科医院を受診することをおすすめします。

 

白金歯科