市販品と歯科専売品の違い
こんにちは!白金歯科医院です😊
「歯医者さんに置いてある歯ブラシとドラックストアなどに
置いてある歯ブラシは違いますか。」
こんな質問をいただきました。
歯科医院に置いてある歯ブラシは歯科専売品といって、
一般のドラッグストアでは買うことができないものです。
今日は市販品と歯科専売品の違いについてお話しします。
歯科専売品は基本的にブラッシング指導を前提とした歯ブラシ、
歯磨剤です。
現在ブラッシング指導は時間をかけてすみずみまで磨く、
フッ化物配合歯磨剤の最大の効果を発揮させるためにブラッシング後の
洗口は少量の水で1回程度にしてフッ化物を残留させるといったものです。
(参考:改良された歯磨き粉技術が就学前児童の隣接面う蝕に及ぼす影響/K Sjögren)
こうした指導に適するのは細かいところまで磨ける小さめの植毛部の歯ブラシ、
泡立ちが少なく味や香りの薄い歯磨剤になるわけです。
歯科専売品には指導が必要なのです。
一方、一般的に売られている製品は歯科の指導を受けていない人でも
ある程度の効果が発揮できるように
短時間で大まかに効率よくプラーク除去ができるやや大きい植毛部の歯ブラシ、
フッ化物濃度は同じでも発泡性が高い歯磨剤になっています。
良かったら参考にしてみて下さい。
白金歯科