こんにちは!白金歯科医院です😊

「歯周病予防のための洗口液が色々な種類売られていますが

選び方などはありますか。」

こんな質問をいただきました。

今日は洗口液の選び方についてお話しします。

洗口液にはプラークの生育を抑える効果があり、

ブラッシング後の使用によってその主な効果が期待されます。

市販の洗口液には有効成分として殺菌剤が入っているもの

(医薬品医療機器等法上の分類で「医薬部外品」)と

入っていないもの(同法上の分類で「化粧品」)があります。

それらの殺菌剤には以下の成分が入っています。

・塩化セチルピリジニウム(CPC)

・エッセンシャルオイル(精油)

・イソプロビルメチルフェノール(IPMP)

 

CPCやエッセンシャルオイル入りの洗口液は臨床研究で

プラーク付着や歯肉炎の抑制効果が報告されており、

(参考:①プラーク付着および歯肉炎抑制を目的とした0.05%

塩化セチルピリジニウム配合洗口液の有効性:成人における6か月臨床研究/Allen DR

②歯肉炎とプラークに対するエッセンシャルオイル含有洗口液:メタアナリシスとメタ回帰分析)

IPMP入りの洗口液もプラークへの浸透性からCPCと同等あるいはそれ以上の効果が期待されるため

これらの医薬部外品を選択する方が良いと思われます。

良かったら参考にしてみて下さい。

 

白金歯科