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- 2024.07.24
おしゃぶりと歯並びの関係:知っておきたいリスクと対策
こんにちは!白金歯科医院です😊
おしゃぶりは赤ちゃんの安心を促す道具として、多くの親御さんに愛用されていますが、
長期間の使用は歯並びに影響を及ぼすことがあります。
今日はそのリスクと対策について詳しく見ていきましょう。
①おしゃぶりが歯並びに与える影響
- 噛み合わせの問題 :長期間おしゃぶりを使用すると、前歯が出っ歯になることや、上顎と下顎の噛み合わせが悪くなることがあります。これは、おしゃぶりが常に口の中にあることで、歯に不自然な圧力がかかるためです。
- 歯の間の隙間 :おしゃぶりを使い続けると、前歯に隙間ができることがあります。これは、歯が前方に押し出されることで起こる現象です。
- 口蓋の変形 :おしゃぶりの使用が長引くと、上顎の口蓋(口の天井)が高くなることがあります。これにより、将来的に歯並びや噛み合わせに問題が生じる可能性があります。
②おしゃぶりのリスクを減らす対策
- 使用期間を制限する: おしゃぶりの使用は、できるだけ早い段階で制限することが望ましいです。多くの専門家は、1歳半から2歳までにはおしゃぶりを卒業させることを推奨しています。
- 段階的にやめさせる :急におしゃぶりを取り上げるのではなく、段階的に使用時間を減らす方法がおすすめです。例えば、昼間のおしゃぶりを減らし、寝る時だけにするなどの工夫が効果的です。
- 他の安心グッズを利用する: おしゃぶりの代わりに、ぬいぐるみや安心ブランケットなど、他の安心グッズを提供することで、おしゃぶりを使わない習慣を身につけさせることができます。
- 歯科医師のアドバイスを受ける: おしゃぶりの使用が長引いている場合は、歯科医師に相談しましょう。歯並びや噛み合わせに影響が出ていないか確認してもらい、適切なアドバイスを受けることが重要です。
まとめ
おしゃぶりは、赤ちゃんの安心感を与える素晴らしいツールですが、長期間の使用は歯並びに悪影響を与える可能性があります。
親御さんは、適切なタイミングでおしゃぶりを卒業させるための対策を講じ、子供の歯の健康を守ることが大切です。
良かったら参考にしてみてください