こんにちは!白金歯科医院です😊
酸蝕症は、歯のエナメル質が酸によって溶けてしまう状態を指します。

酸蝕症は、進行すると歯がもろくなり、知覚過敏や虫歯のリスクが高まります。

では、どのような酸性食品が歯に影響を与えるのでしょうか?

今日は、日常生活で気をつけるべき酸性食品と酸蝕症の予防についてお話しします。

 

①酸性食品とその影響

代表的な酸性食品として、柑橘類(オレンジ、レモンなど)、炭酸飲料、スポーツドリンク、酢を使った料理やドレッシングなどが挙げられます。

これらの食品は美味しいですが、頻繁に摂取すると歯の表面に酸が触れる時間が増え、エナメル質が徐々に溶けていくことがあります。

特に、食事の直後に歯を磨くと、酸によって柔らかくなったエナメル質を傷つけてしまうこともあります。

②酸蝕症の予防策

酸蝕症を予防するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  1. 酸性食品の摂取頻度を減らす: 完全に避ける必要はありませんが、できるだけ摂取頻度を抑えましょう。
  2. 食後すぐに歯を磨かない: 酸性食品を摂った後は、30分ほど待ってから歯を磨くことが大切です。酸が中和される時間を与えることで、エナメル質の損傷を防ぎます。
  3. 水や牛乳を摂取する: 食事の後に水を飲むことで、口内の酸を洗い流すことができます。また、牛乳にはカルシウムが含まれており、エナメル質の再石灰化を助けます。
  4. キシリトール入りのガムを噛む: 食後にキシリトール入りのガムを噛むことで、唾液の分泌を促進し、口内の酸を中和します。

 

酸蝕症は予防が重要です。日常生活での小さな心がけが、将来の歯の健康に大きく影響を与えます。

良かったら参考にしてみて下さい。

 

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