こんにちは!白金歯科医院です😊

「1歳6か月児歯科検診で下の前歯が上の前歯を覆っている噛み合わせ

をしていると指摘されました。このまま放置してよいのでしょうか。」

このような質問をいただきました。

この噛み合わせ状態は反対咬合と呼ばれ、

歯科検診などで見られやすい咬合異常の一つです。

今日は乳歯の噛み合わせについてお話します。

1歳6か月では上あごと下あごの嚙み合わせはできてますが、

まだ安定していません。なので1歳6か月歯科検診では噛み合わせの診断

はしていません。(現状を指摘する程度だと思います)

すぐ対応する必要はないので、様子をみていきましょう。

上下のあごの噛み合わせが安定するのは2歳半から3歳頃です。

乳歯の反対咬合は、あごの発育次第で永久歯に生え変わるころまでに自然に治ることもあります。

ただ下の前歯の噛みこみが強くて上あごの前方への成長が抑制されそうな場合は、

矯正治療をしておいた方がよい場合もあります。

定期健診で歯科医院の先生に相談してみてください。

 

白金歯科