歯ぎしりと咀嚼
こんにちは!白金歯科医院です😊
「歯ぎしりをする人は硬いものは食べないほうが良いでしょうか。」
という質問をいただきました。
今日は歯ぎしりと咀嚼についてお話します。
歯ぎしりをしている人は咀嚼・嚥下・会話・呼吸など生活上必要な機能以外にも、
歯や顎関節がオーバーワークしているといえます。
また口腔周辺筋が発達していることが多く、
必要以上に強い力を込めて食べ物を咀嚼する傾向があります。
このように歯ぎしりをしている人の歯は日常的にダメージを与えられています。
そこに硬い食べ物ばかり食べていると、負荷が上乗せされることとなり、
歯の咬耗(摩擦によって歯の一部が消耗する)、知覚過敏、歯の破折、
治療物・補助装置の破損などのリスクが高まるほか、
顎関節症を招く恐れがあります。
歯や顎関節に余計な負担をかけないように、
正しい噛み方を心がけましょう。
具体的に以下のことを意識してみてください。
①噛む瞬間に力を入れすぎない
②咀嚼回数は、1口につき30回を目安にする
③片側咀嚼をしない
④時間をかけて、味わいながらゆっくりと食べる
良ければ参考にしてみてください。
白金歯科