こんにちは!白金歯科医院です😊

「2歳半になりましたが、まだ指しゃぶりが辞められません。

指しゃぶりは歯並びに悪い影響があると聞きましたが、

今からでも指しゃぶりを辞めれば大丈夫ですか」

お母さんからこんな質問をいただきました。

今日は指しゃぶりへの対応についてお話しします。

赤ちゃんの時の指しゃぶりは手と口の協調運動の発達を促すものと考えられています。

歯が生え始めた時にも口の中に違和感があるので、

指を口の中に入れることが多いようです。

3歳を過ぎたら指しゃぶり辞められるように、

少しずつ頻度を減らしていくと良いですね。

体を使って遊ぶ環境づくりや親子でのおしゃべりやスキンシップを増やして、

しゃぶっている時間を減らすような対応をしていきましょう。

指しゃぶりの歯並びや噛み合わせへの影響は、

乳歯の奥歯が生え揃う3歳頃から現れやすくなります。

4~5歳まで長時間の指しゃぶりが続くと、

上の前歯が突出したり(上顎前突)、

奥歯で噛んでも上下の前歯が嚙み合わなくなったり(開咬)、

上あごが狭くなって奥歯の噛み合わせがずれたりすること(交叉咬合)が多くなります。

噛み合わせ治療の開始時期については、

お子さんの噛み合わせの状態や治療への理解や協力が得られそうかなどでタイミングは異なっています。

乳歯の時期に歯科医院で歯並びや悪い癖があるかなどを確認してもらい、

治療の見通し(上あごを拡げる場合や永久歯の生え変わりまで経過を見ていく場合もあります)を考えてもらうことが確実だと思いますので、

一度相談に行ってみてください。

白金歯科