こんにちは!白金歯科医院です😊

仕事に没頭しているときなどに、

歯を食いしばってしまっていることなどありませんか。

放っておくと歯やあごに負担を掛け、様々なトラブルを招きかねません。

今日は日中の食いしばりについてお話します。

日中の食いしばりを「日中クレンチング」と呼び、

歯を嚙み合わせる癖を「歯牙接触習癖(TCH)」と呼ばれます。

通常、何もしてない状態では上下の歯は2~3mmは離れています。

上下の歯が接触しているのは一日20分程度が正常であるとされています。

しかしTCHによって上下の歯の接触時間が長くなると、

口腔周辺の筋肉の疲労、歯周病の悪化、咬合違和感(咬合感覚異常症)、

治療物・補綴装置の破損、顎関節症などといった、

様々なトラブルを招く可能性があります。

TCHと歯ぎしりの違いはTCHは本人がその習癖を自覚さえすれば、

意識的にやめるための努力(行動変容療法)ができるということです。

TCHを是正するには以下をやってみてください。

①無意識的に行っている有害な口腔習癖を自覚・認識する

「何もしていない間は、上下の歯は離れているのが正常」という認識を持ち、

TCHが自らの歯・口腔・顎関節などに、

少なからず悪影響を及ぼす可能性があるということを知りましょう。

②有害な口腔習癖を是正するための、行動変容療法の一例(リマインダー)

「歯を合わせない」といった自分に向けたメッセージを書いたメモやシールを貼っておきます。

それを目にしたら、

上下の歯が接触していないか毎回確かめ、

もし接触していたら意識的に歯を離すという行動を繰り返しましょう。

③変容した行動の強化・継続

歯が離れている状態が習慣になるまで行動変容療法を続けましょう。

 

良ければ参考にしてみてください。

 

白金歯科