歯がない人の歯ぎしり
こんにちは!白金歯科医院です😊
「歯がない人も歯ぎしりをするのでしょうか」
こんな質問をいただきました。
今日は歯がない人の歯ぎしりについてお話しします。
歯が一本もない人でも、歯ぎしりをすることがあります。
たった一本の歯を失うだけでも、
それまであった歯の噛み合わせ位置は変わります。
そうすると、残った歯だけで食事や会話をするために、
崩れてしまった噛み合わせのバランスを整えようとして、
歯ぎしり・食いしばりを発症することがあるのです。
こうした患者さんには「夜間用義歯」の使用をお勧めします。
夜間用義歯を装着することには以下の目的があります。
①過剰な力を歯列全体へ分散させ、
歯ぎしりによる咬合力・摩擦力が残存歯へと集中するのを防ぐ
②顎関節の過重負担を阻止する
また利点として安価で制作・調整が簡便、
清潔である、残存歯を確実に保護できる
などがあります。
良ければ参考にしてみて下さい。
白金歯科